【体験談】私のうつ病治療 回復に向けて取り組んだ事

 

こんにちは。まきしです。


うつ病を発症してから8年が経ちました。
休職・復職して通常勤務していましたが、
2020年再発し休職しています。

 

今回は私の体験事例をもとに治療が始まった時の葛藤や休職当初の過ごし方をまとめました。

 

こんな方におすすめ
・発症して不安が強い方
・発症して間もない方
・他人はどうしているのかと知りたい方


この記事は私の備忘録としての記録ですが、一人の体験談として参考に読んでいただけると幸いです。

 

※このブログはあくまでも当事者が体験した内容です。
医師や専門家の方に相談や指示に従って進めていただくことをお勧めします。

私のうつ病治療とうつになって気付いたこと

私のうつ治療について


©Photo by Jan Antonin Kolar on Unsplash


私の主な症状は…

・心理的な症状…
慢性的な不安感、焦り、ネガティブ思考

 

・身体的な症状…
倦怠感、不眠、過眠、食欲減退、耳鳴り、耳痛、聴覚過敏、過度な緊張、頭が働かない、思考がまとまらない

会社の産業医と話をして勧められたのが、漢方治療も取り入れている心療内科の先生です。

最初から漢方の先生を進められたのではなく、服薬に抵抗があることを相談したところ、漢方治療のクリニックを紹介してくれました。

そもそもうつ病の治療だけでなく、薬を飲むこと事態に抵抗があり極力飲まなくてすむのであれば…と思っていて、「漢方」という選択をしました。

 

薬のメリットは認識していますが、症状が良くなるといっても”身体にとっては異物”と感じていましたし、数か月で終わるものではない事、年単位で薬を飲み続けることに対して抵抗感が強かったのです。

最終的には効果が出ず、抗うつ剤や眠剤といったお薬を処方していただき服薬を続けています。

服薬の治療が始まっても本格的に休養が始まっても将来への不安が高まりますよね。

これからどうなっていくのか…
いつまで続くのか…
今後仕事は続けられるのか…
復帰しても仕事ができるのか…
お金も心配…

まきし

うつ病の症状で漠然とした不安が高まる事と相まって、ネガティブ思考でうまくいく出来る気がしません…。

復職に向けて目途が立たずイメージが出来ない…
そもそも頭が働かず考えられない…

まきし

と悪循環です。

 

ただ、服薬以外でも復帰に向けて自分の身体の変化や捉え方について、客観的に把握していこうと思えたのです。

 

治療中の自己症状、把握する方法


©Photo by Jess Bailey on Unsplash

 

通院は1週間に一度、隔週に一度、1か月に一度…と様々、診断時間も限られています。

1日、1日の様子をすべて先生に口頭で説明して伝えるのも大変ですし、2週間前の症状や状況は思い出しにくい事もあるかと思います。

 

ただ、どのような様子だったか先生には伝えて判断してほしいと思っていたので、日々の小さな変化を記録していました。
コーディングアプリや日記や手帳など

 

私は当時、健康管理のアプリを使って体重や、食べたもの等を記録する習慣があり、合わせて日々の症状を追記していたところ通院時にとても役立ちました。

 

記録していた主な内容

・就寝時の様子… 服薬しても眠れなかった。  服薬してから2時間たって眠れた。
・睡眠の質… 途中で2回ほど目が覚めた。 目が覚めてからしばらく眠れなかった。
・起床時の様子… 眠気が残り起きにくかった。 起きる気力がわかず昼まで起きられなかった。
・体調や日中の様子… 調子がよく外に出られた。 倦怠感が強く2日間家からでられなかった。

 

体調が辛い時に記録する項目が多いとより負荷がかかります。
徐々に項目を増やしていき、記録しました。

薬が定着するまで個人差があり、概ね2週間程はかかると言われています。


どの薬がどのように効いているか、副作用はあるか…と、身体の
小さな変化を先生に伝えることで、自分に合ったお薬を処方していただき改善につながったのではと感じています。

初めて知った認知(行動)療法


©Photo by Terry Tan De Hao on Unsplash

先生から1冊の本を紹介してもらい認知(行動)療法という療法があることを知りました。

 

認知行動療法とは…

認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

引用:国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター/認知行動療法センター

 

完結に言うと…
自分の考え方や物事の受け止め方が偏っていることに気づき、思考のバランスをとりストレスを緩和していく療法です。

 

休養に入った直後などは頭が働かず本を読む集中力も弱まるので、余力がある時に読んでみました。

こんな思考の方には有効のようです。

完ぺき思考、べき思考の方
しなくてはならないとよく感じる方
白黒はっきりしないとすっきりしない方
0か100かで決めることがよくある方
自分なんてどうせ…と思う事が良くある方

 

私は全部当てはまっていて、直したいけどどうしたらいいか…。と悩みました。
すぐに直せたら今まで苦労してませんね…。

 

個人的にこういった思考だからダメ、そうでないから良いといった事ではなく、考え方や捉え方を今よりも楽に、柔軟にしていきたいと感じた時に有効に働くのではないでしょうか。

 

認知療法を全て実施したわけではないのですが、思考について色々学び、現在はべき思考や0か100か思考もだいぶ柔軟になったように感じています。

ただ、時間に追われたり、キャパオーバーになったり、目標を立てて取り組むと内容によっては時々発動します(笑)

 

また、長期的な治療をするにあたって、正直に言うと相性の良い先生とそうでない先生がいると思っています。
ここは受診しないとわからない部分です。

 

仕事上で心療内科や精神科の先生に会う機会がありましたが、治療方針が様々です。


先生の良し悪しではなく自身が信頼できる先生である事、安心して自身の状態をすべて伝えられることが良い治療、回復につながります。


私は自宅からは距離がありますが、とても良い主治医の先生に巡り会え現在も変わらずお世話になっております。

 

人生の充電期間


©Photo by Tim Chow on Unsplash

 

休職に入るとき会社の人に「焦らないでゆっくりしてね」と声をかけられ、イメージはできるのですが、自分にとって焦らない事、無理しないことがどのような事か最初はわかりませんでした。

 

仕事は「〇〇だからこうでなくてはいけない」といつも焦っている状態の人間が「はい!今日から焦らない!」と切り替えられたら楽なのですが、そうもいかないのです。

 

休職になったこと自体、会社や同僚に申し訳ないと感じ自分を責めている状態で、心も体もゆっくりできる状態になるには時間がかかります。

 

休職が始まって一か月後、人事の方と「近況報告する面談」の予定がありました。

私はこの面談で 「休職に入る前より休んでいるのだから症状が良くなっていなければいけない」 と勝手に焦っていました。

そんなことは誰も思っていないのですが(笑)、ここでも捉え方の偏りが発動していて、休養しているけど気持ちがゆっくりできなかったのです。

感じてることも全部話したところ、アドバイスをいただきました。

 

人生80歳近くまで生きるとしたら約1000カ月位で、そのうちの6カ月休んでも残り994カ月あるからゆっくりしたらいいんじゃないかな?
人間はもともと適応力があるから大丈夫だよ。


症状が悪化して目の前の不安ばかりで休んでいる事が後ろめたいことだと思いながら休職していましたが、

「あ、数か月休んでもたいしたことないかも。休んでいいんだ」と思えた瞬間でした。
※正しくは80歳=960カ月です。後で調べました(笑)

人生の中の数か月、経過月がだいぶありますが今や100年時代なので+240か月もあると捉えています。

 

「うつ症状のある私にも適応力があるのか。適応出来たら良くなるのかも。」

と自分に期待できた事が大きく人生の中の数か月、充電期間と捉え、精神的にも身体的にも何かにとらわれることなくゆっくりできたと感じています。


私の傾向を見立てて、アドバイスしてくださった方にとても感謝しています。

 


休養期間は短い方もいれば、長期間かかる方もいらっしゃいます。傷病手当給付金などの制度を利用できる方そうでない方も様々です。


おかれている環境によって不安感や焦り度に個人差がありますが、私も周りの人から力を借りて気持ちが楽になったり、捉え方を変えることによって自分を責めるような辛い気持ちから解放されました。

 

体も気持ちも「ゆっくり休む」という事が出来ると良い回復につながりそうです。

まとめ

私のうつ病治療をまとめてみました。

・漢方治療
・体の状態を把握するためのレコーディング
・休養の捉え方、認知行動療法

当事者の数だけ、その方に合った治療法やサポートが必要です。一人の体験談として、同じように悩まれている方が、少しでも気持ちを楽に過ごせるようお力になれれば嬉しいです。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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